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社会人の英語学習ブログ

一次が万事

通訳学校については、レベルチェックテストの記事以来更新していなかったのですが、実は今季10月からオンラインクラスを受講しています。

英検へ向けた英語学習と、通訳の勉強と両立するのは苦しくも楽しかったのですが、現在は英語学習の部分でちょっと方向性が定まっていない感じです。その間に、通訳訓練に際して強化すべき部分がたくさん見えてきてもいます。

訓練を通して見えてくる課題は、日頃通訳する場面が全くない自分の性格や仕事の仕方にも通じる部分があり、語学や通訳以外の面でも反省、再認識、改善を試みるきっかけになっています。

例えば、

*嫌な勉強(仕事)は後回しにしがち。

*日本語での口癖が、通訳にも出てくる。

とかです。

↓気になっています。

 

 

 

英検1級の受験記録

無事に英検1級に合格しました。ふぅ〜。

ここに一次、二次の試験結果と感想をまとめておきます。

 

*一次試験   得点(満点)CEFARにおけるランク

Reading      627(850)B2

Listening  645(850)B2

Writing.         762(850)C1

合計    2034(2550) ※ボーダー:2028

英検1級の最大のハードルは語彙、その次に長文だと思いますが、なんとこんな状況でも一次を突破できてしまいます。合格は嬉しいのですが、課題が丸見えで複雑な思いもあります。ちなみにリーディングとリスニングはどちらも全受験者の平均正答率を下回っていました…。

*二次試験

short speech 7(10)

interaction 8(10)

grammar and vocabulary 7(10)

pronunciation 8(10)   

2次スコア 624(850) ※ボーダー:602

こちらはほぼ予想通りの結果でした。英検1級面接大特訓 二次試験対策 も参照しましたが、生かしきれませんでした。オンラインで対策法を探すと、この問題集をほぼ暗記して臨んでいる猛者も見受けられます。私もそのくらいインプットした上で、さらに自分の考えを構築する練習へと繋げられたら、この二次試験をきっかけに表現の幅を一気に広げられたかと思いますが、そこまではいっていません。

その代わり、ネイティブとのオンラインレッスン9回を模擬面接練習に充てました。その過程で、自分の経験から構築できる根拠、具体例、それがさらに複数の分野にも有効に展開できること、に気づきました。数年分の過去問に取り組むうちに、表現は違っても本質的に同じことを問うているトピックがあることと気づきます。次第に得意分野ができてきたので、苦手分野にあえて取り組む練習もしました。そうしているうちに、課題は英語そのものよりも、1分間でトピックを決めて骨組みをもつという思考分野へと移っていきました。

*CEFAR

トータル 2058(3400) ※ボーダー:2630

なんとか合格し、C1ランクに滑り込みました。ライティングとスピーキングに救われています。

 

英検1級保持者とは、あの難解な単語帳や過去問がすらすら解ける人たちなのだ。合格して自分もその域に達した暁には問題集を一掃してしまいたい(笑)。くらいに思っていたわけですが、今だにあの単語帳を手放せず、書き込みを続けています。ですが、それでもやはり英検1級ホルダーになったとこは素直に嬉しいです。

余談ですが、合格結果と共に、一次試験を同じ会場で受けたメンバー内で上位14%に属しているという謎のデータも届きました。

 

肥満傾向?

寝る猫

 

 

 

英検1級の面接を終えて

英検1級の面接の反省メモです。

 

*会場入り

45分前に会場へ到着。入り口ですぐにスマホの電源を切り、配布された袋に入れて首から下げるよう、指示されました。

*待合室

問題集や勉強プリントに目を通す人、精神統一じっと待つ人。など色々いました。私は、問題集に目を通すも何も頭に残らず。途中から、前日まで練習したことが全てと開き直りました。そうしている間に、会場へ到着した順に2人ずつ、各面接質問へと誘導されていきます。タイムキーパーがいて、スケジュールが大幅に遅れることはなさそうです。

*面接開始

1自己紹介

特に面白みもなくキャリアと趣味などをつらつらと。緊張すると流暢になるという謎の特性を発揮して、良い雰囲気で終えました。

2スピーチ用意(1分)

トピックを選択し、話す内容を考えます。No.2のトピックで話すと決め、それ以降の3つのお題は目を通していません。1秒でも多くスピーチに時間を充てるためです。選んだのは「スマホ中毒は深刻な問題か。」といった感じの内容でした。練習したお題より身近で、話しやすそうです。

ですが、脳内で英語のシナリオを作るほどの余裕はありません。自分が主張を支える理由(例など)を2つくらい頭に日本語で浮かべたところで、タイムアウトでした。

3スピーチ(2分)

根拠は2つ用意しました。1つ目を話し終わる頃、自分が少し的を外していることに気がつきました。自分が考えた理由はどちらかというと、「スマホは人間にとって悪か。」に対するもので、「中毒」の部分を捉えていませんでした。「どう深刻か」についてもわかりにくいです。そしてその修正をしきれないまま、2つ目の理由を述べているところで、時間切れです。やらかした感でいっぱいです。

4質疑応答

1つ目の質問は、本題から逸れた私にもう一度トピックに迫るチャンスをくれるものでした。ただ、ここでも迫り切れない回答に終始したのでした。2つ目は、賛否両論あり自分のスタンスを選ぶのが苦しい質問でした。悩む、でも話さないと点数にならない。焦る。何か話さないと。また本質から逸れる。悪循環です。3つ目は、トピックと私の職場を絡めたものでした。(我ながらつまらない返答しているなと苦笑したいレベルでした。)

*まとめ

サクッとトピックを選択したところまでは良かったと思いますが、理由についてはたとえ制限時間1分でも、もっとじっくり考えるべきでした。脳内白紙のままタイムリミットを迎えるのを恐れるあまり、思いついた理由へとこじつけてしまい、論点が外れました。

終わった直後、練習よりも流暢に英語で話せたこと、そんな自分にちょっと驚きもし満足感でいっぱいでした。ですが、帰途に着く中で冷静に振り返り、もっと良い解答を思いつき、自分は質問対して自分の考えを述べたといより、思いつくままいたくさん喋っただけだったと、内容について後悔しはじめました。「スマホ脳」も読んでいたのに、何ひとつ活かすことなく…。その後、疲労感に襲われて終了しました。

今日は1級、準1級の面接があったようです。受験した皆様、お疲れ様でした:)

 

英検1級一次試験

ひっそり英検1級を受験していました。現在、一次試験の結果が発表されている段階ですが、なんと!合格していました。それも、今後の受験者にとってかなり励みになりそうな、スリリングな通過でした。 

試験終了から結果発表まで、こうなるとは予想もせず不合格通知に落ち込まない心の準備と次の受験の準備をしていました。なので、2次試験の面接対策は、ほぼこれから始めます…。

その時点で合格の見込みがなくとも、いずれ取得する決意があっての受験ならば、一次試験後から結果発表の間は二次試験の勉強を進めておくべきです。前回はそうしていたのですが、今回は...。

さて、今日から

◯問題集を読み、多様な例題と解答例に触れる

◯オンラインレッスンを増やす

 

通訳学校3校のレベルチェック

3連休最終日の今日、3つの通訳学校のレベルチェックを受け終わりました。

以下、今後の自分のためにメモを残します。もしお役に立ちましたら、コメントいただけると嬉しいです。

 

(1)インタースクール

事前に総合力テスト、総合力+通訳テスト、総合力+翻訳テスト、のうちどれかを選択して受験します。私は通訳テスト込(4,400円)を受験しました。短期コース受講者は受験料が無料になります。

総合力テスト:ボキャブラリー、文法、リスニング、長文

通訳テスト:テーマに基づいた数分間スピーチ、日英通訳、英日通訳

結果:A〜Eで評価と入学可能クラスが記された結果が、約一週間後にメールで届きました。

 

(2)ISSインスティチュート

公式サイト内の動画を視聴しパスワードを手にすることで、無料で受験することができました。こちらでは、通訳と翻訳をそれぞれ受験しました。

通訳:日本語教養テスト(数問)、英単語テスト(数問)、英日通訳、日英通訳、

通訳問題が短文からパラグラフまであり、幅広い受験生の学力をより正確に捉えようとしていると感じました。結果は1週間後に電話で教えていただきました。また、後日改善点と有効な対策が記された評価表をいただきました。

翻訳:英日(2題)、日英(1題)

指定されたオンライン上のフォームから問題をダウンロードし、一週間以内に翻訳したものを同様のフォーム上で提出します。結果はおよそ1週間後に郵送で届きました。中には、該当クラスのお知らせ、模範訳、詳細な項目ごとにチェックされた成績表、秋季コース申し込み書類が同封されておりました。

無料体験レッスン:ISSでは希望するレッスンを自由に体験できるようです。よって、体験レッスン後に、レベルチェックを申し込まれる方も見受けられました。言い換えれば、そのクラスのレベルに満たない方から申し分ない方まで、色々な方が参加する体験レッスンでした。こちらの学校は生徒によるレッスンブログもありますので、合わせてチェックしました。

 

(3)サイマルアカデミー

こちらのレベルチェックも無料でした。内容は以下の通り。

1ディクテーション 

2英作文 

3スピーキング 

4カウンセリング

もっとレベルの高い方はこの後に通訳(翻訳)テストが控えています。

特徴的なのはスピーキングはオンライン英会話スクールのように、zoomでネイティブスタッフと会話すること、その後のカウンセリングですぐ判定をいただけけることです。

 

ISSとサイマルで通訳の練習ができるコースで判定をいただきました。当初は馴染みのあるインター一択のつもりでしたので、思いがけない新たな展開に自分でも驚いています。どちらにするかそれともどちらも見送るか、体験レッスンに参加しながらもう少し悩みます。

 

肉球は人をストレスから解放しますね笑

 

日本語教育ボランティア講座

今年参加している、日本語教育ボランティア講座が佳境に入ってきました。

市と大学が共催している講座で、目指すはボランティアスタッフですが有料の講座です。この経験をもとに、支援員として活動する方、大学の教員養成講座へ進まれる方、大学院まで目指す方、その後日本語学校への就職を目指す方もいるでしょう。いろいろです。

さて、私はどうしましょうか。

第二の人生に備え、一般的な日本語教師採用基準を満たしておくこともひとつかと思います。しかし、パッションはやはり英語にありとも思います。来年度へ向けて、こちらも情報を集めつつ、そろそろ考えはじめる頃です。

 

30分以上待ってようやう会えました笑





 

 

レベルチェックテストの結果

インタースクールのレベルチェック(入学テスト)の結果がメールで届きました。

受験中から察していましたが、ボロボロの結果です。

ほぼ評価はEで、文法と読解がD+程度。(ちなみにEが最低の評価です。)英語専修や通訳コースには入学不可という結果に終わりました。

zoomともうひとつのプラットフォームを同時に立ち上げながら、小さい文字を読んだり、画面を上下にスクロールして取り組むのは、時間に追われる環境ではストレスでもありました。一方、現地でペーパーテストで受験しても、まだ求められるレベルに及んでいなかったのも事実です。

 

実は、インタースクールには思い出があります。

コロナ禍前には仙台校がありました。一時期そちらへ通学し、英語専修から通訳コースへ進級しました。学校の雰囲気、先生方、スタッフの方、クラスメイトの皆さん、全てに刺激をもらいながら厳しさを楽しんでいました。本科1で学習中、仕事で通えない日が増え始め途中で辞めてしまったのですが、本当にいい思い出です。

 

その後、東京校で国際英語コース(3日間)を受講しました。ちなみにこのような短期コースはレベルチェックが不要です。

 

今回の結果を受けて・・・

(1)レベルが落ちているのかも知れない。

(2)地域によって差があるのかもしれない。

(3)どちらもかもしれない。

 

当時の先生方に申し訳ない思いです。ですが、再度プロ目線でジャッジしてもらうことで、自惚れから脱却したり今後の学習法について指針を持つことができると思います。

 

これに懲りず、他校のレベルチェクもトライすることにしました。